ヴァナ・ディールの詩

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冥闇

「あら、久しぶりじゃない」
ジュノ上層の雑踏に紛れ、聞き覚えのある声に呼び止められる。
「最近おじいちゃんに鍛えられてるんでしょう?今日はわたしの頼みを聞いてくれない?」
用もないのにこいつが声をかけてくるハズがなかったな…何か進展はあったのか?

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「修復に使えるかもしれない金属の手がかりを見つけたのよ」
その金属『宵のみずかね』を体内に宿す珍しいスライムがコロロカの洞門にいるそうだ。
「宵のみずかねはぷるぷるとした金属質の素材よ。扱いは丁寧に頼むわね」
ぷるぷるとしてるのに金属?ルト…何か言葉おかしくないか?
「文献にそう書いてあったんだから仕方ないでしょ!さっさと行ってきて!」

冥闇の鏡に関する不吉な伝承は気になるが…とにかく動いてみるしかないか。

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コロロカの洞門奥に目当てのスライムはいた。特に苦戦する事もなかったが…さて。
「宵のみずかね、あるかな……?」
活動を停止したスライムが溶けて消え去った跡に、一塊の物体が残されている。
手にとってみるとぷるぷるしている。それでいて表面は金属質、不思議だ…。
鉄は高温で溶けるが、こいつは常温において、液体と金属両方の性質を持っている様だな。

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「これが宵のみずかね…これを使って修復がうまくいくとよいのだけど……」
そして、澄んだ水を湛えている鏡面の静けさを想起させる様な泉、で儀式を行う…か。
「澄んだ水……ということは、水源に近い湖とかかしらね……?」
ジャグナー森林に、川の源流になってるでかい湖があったな確か…行ってみよう。

儀式を行うためには守り手の力が必要なため、ルトとパロメッタも一緒に行く事となった。

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湖のより源流に近い側に行くには『龍王ランペールの墓』を抜けなければならない様だ。

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洞窟に入り、地下を進む。子供には辛い道中かもしれないな…大丈夫か?  
ここを出ればすぐ湖が見えるハズだ。何とか頑張ろう。

Are101108072145a.jpg
「メシューム湖…。ここなら鏡の修復できそうかな?試してみようよ」
「そうね。冥闇の鏡も持ってきたし、宵のみずかねもあるわ。やってみましょう」

「我らが偉大なる神よ。光を遮りて、時を作りし神よ。願わくば…」
湖に向かいパロメッタの澄んだ声が響く。気のせいか…鏡が少しずつ黒く発光しはじめた?
鏡は最後に一際大きな黒い光、いや闇に包まれ…。
「お父さんの鏡だ…」
修復されている!守り手であった父親は、物語として、娘に祈りの言葉を伝えていたのか…。

良かったな。声をかけようとしたその時、突然黒い魔力がパロメッタを襲う!
「きゃああああぁっ!!!」
悲鳴と共にその場に崩れおちる。何だ!?次の瞬間、オレの身体も爆発に吹き飛ばされた! 
衝撃で大木に叩きつけられる。ぐっ…辛うじて生きてはいるが、身体が動かねぇ…。
「ハーハッハッハッハ!!!ご苦労だったな。これだっ……! これこそが……!」
何だ…こいつは?金髪のヒューム、魔道士か?一瞬で全員を倒すとは…なんて魔力だ。
さらに呪文の詠唱を始める魔道士、トドメをさすつもりか…。

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しかし、導きの鏡が光を放ち、呪文は打ち消された。
それが想定外だったのか…奴は即座に撤退して行った。
助かった…が、奇襲されて何もできず、パロメッタは眠ったまま…完敗だな。

医者にみせるため、一足早くルトはジュノに戻った。
だがあの眠りは呪文によるもの…医者がケガを治しても、起こす事はできないだろう。
すまないパロメッタ。いずれ奴はまた必ず鏡を奪いに来る…その時こそ…。

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