ヴァナ・ディールの詩

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クラウツ橋の友人

『クラウツ橋』
バストゥーク商業区から南グスタベルグへ出る際に通る橋だ。
何軒かの店が立ち並び、その二回は民家として人が住んでいるらしい。

その橋を歩きながら、オレは真剣に悩んでいた。
ミミズが大量に落とした銅鉱、こいつをどうするか…。
競売の出品枠には限りがあるし、彫金ギルドとやらにでも持って行くべきかな。

銅鉱を両手で弄びながら考えていると、なぜか上の方から女の声がした。
「ねえあなた、その銅鉱、よかったら譲って頂けないかしら?」

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防具屋の2階か?見上げてもここからじゃよく見えない。
「悪いけど上がってきてくれない?」
女性の部屋に呼ばれたとなれば理由は何であれ行かないワケにはいくまい!

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「カッパーインゴットが必要だったのよ、それまとめて買い取らせてくれない?」
彼女は彫金師だがワケあってギルドに所属していないらしく、仕入れが難しいそうだ。
扱いに困ってたとこだし丁度いい、オレは彼女に銅鉱を全て渡した。
「ありがとう!ところで…図々しい様だけどもう一つお願いできないかしら」

今度はシルバーインゴットが必要らしい、美女の頼みを聞かないワケにはいくまい!

一旦彼女の家を出たところで、今度はガルカの子供に声をかけられた。

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「冒険者さん、隣のミシェア姉ちゃんの知り合い?…お願いがあるんだけど」
子供の頼みはあまり聞きたくないんだが…彼女の関係者なら仕方ない、引き受けよう。

実は二人とも、恩人にプレゼントをしたかったらしい。
その恩人ってのにはオレも会う事ができた。
ガルカの冒険者で、タダ者じゃない雰囲気があったな。
二人の様子から、人間的にも素晴らしい人だってのが窺がえたよ。

Are100611174318a.jpg
彼はまたすぐ旅に出てしまった、今はまだ半人前だがいつかオレも追いつこう。
その時にはまた会いたい、このクラウツ橋で出あった、友人として。

その背中が見えなくなるまで、オレは手を振り続けた。

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