ヴァナ・ディールの詩

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不敗の心得

「じゃあ、修行の成果を見せてもらおうか。グスタフの洞門で、試練のモンスターを倒してきな」
怨念洞からの帰り、カザムに立ち寄ったオレに、ミスラの族長はそう言った。

しょぼい短剣でさんざん戦わせたクセに、まだ何かやらせんのかよ…。
 

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試練のモンスターってのはコウモリだった。流石に雑魚とは違う、手強い相手だ…だがっ!

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一瞬の隙をついて距離を詰め、下から短剣を突き上げる!くらえっ!

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「ああ、帰ってきたか。よく倒したね。おまえの戦いぶり、じっくり見せてもらったよ」
…見てたのか。別にごまかしたりしねぇのに。まぁいい、約束どおり技を教えてくれよ?

雑な口調とはうらはらに、技を指導する際の族長の瞳は真剣だった。
思いついたと口で言うのは簡単だが…人知れず訓練をしてたんだろうな…。
「いい技だろ。自分で言うのもなんだけど、あたしってやるねぇ。どうだい、惚れ直しただろ?」
…別に最初から惚れてねぇよ。けど、あんたがいい女だってのは分かったさ。 

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「そうそう、それを避ける技も、ちゃんと思いついたんだよ。でも対戦は、悪いけどお預けさ」

早速実戦で試してみる。瞬時に敵の急所5箇所を短剣で貫く…かなりの難易度だ。

「どう考えてもその技を100%避けるには、技を放つ前に相手を殺しちゃうしかないんだよね」

だがここまで短剣で戦ってきた今のオレなら…やれるっ。

「ふふふ、いくらあたしにでも殺されたくはないだろ?」

最後にニヤリと笑った族長の顔が印象的だった。
これから、この技を使う度にあの顔を思い出すんだろうな。全く…本当にいい女だったぜ。
 


 

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