ヴァナ・ディールの詩

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

最後の幻想

『アロイス・ミュラー』
バストゥーク共和国の工務省大臣。実質上、バストゥークのNo.2である…が。

オレはこいつが大嫌いだ、何故こんな腐ったヤツが国の上層部にいるのか…。

Are101021221813a.jpg
「ヴォルボ-地方で珍しい塩が取れると言うのだ、共和国民の食生活の向上のために…」
大臣が最後まで言い終わらないウチに、部屋中に怒声が響いた。
「何が食生活の向上だ!どれだけの鉱山区の者が食に困窮しているのかご存知か!」
アイアンイーター…いつも冷静な彼が怒るなんて珍しいな。流石に業を煮やしたか…。

しかし、何故かそこに現れたグンバが場をとりなし、結局依頼を受ける事になった。
「協力してくれるかな?あのおっちゃんの健康法に協力するだけの結果にはしないから」

仕方ない、まずはラバオか…ホントに上手くいくんだろうな…?

Are101109000428a.jpg
ラバオで、奇跡の塩についての情報を得た。
グスタフの洞門の地下水に海水が混じるために発見されることがあるそうだ。

「ここみたいだね、お塩さんはあるかな~?」
「岩塩の様に結晶化しているんでしょうか?それとも…」
奇跡の塩っつーくらいだからなぁ…とにかくその辺を探し…ッ!!

Are101109001611a.jpg
突如出現したモンスターが襲い掛かってくる。だがスライムの1体くらい敵じゃないぜ!
「よわよわだね~、もう倒しちゃうよ?」
「待ってください!今…分裂しませんでしたか!?」
何時の間に2体に!?いや…そう言ってる間にもどんどん増えてやがるっ!

合計10体以上に増えたスライムを何とか倒し、水の中で結晶化している塩を発見した。

Are101108231408a.jpg
「あ、ああ奇跡の塩を持ってきてくれたのですね。しかしよく見るとやはり似ている…」
ラバオまで来ていたグンバとアイアンイーターも話に加わる。
「どうしたのだ?何と似ていると……?」「何かあったの?」
奇跡の塩らしき物を持ったガルカの少年と会った?そりゃどういうこった?
「少年は記憶を失っており、転生の旅からの帰りではないかと…あ、あの少年ですよ」
そのガルカの少年を見たグンバの目が、大きく見開かれる。知ってるヤツか?
「ま、まさか…転生の旅から帰ってくるにはもっと時間を要するはずだし…」

一人のガルカが転生を終え、また新しい生を歩み始めた…奇跡の塩…か。
「よくやってくれた。もともとの目的はともかく、おかげで貴重な出会いがあった…」
後は大臣か…とりあえず届けに行くから、根回しはよろしくな。

Are101109003832a.jpg
「おお持ってきたのだな。 これで私の健康も…いやいや共和国民の食生活もだな…」
扉が開き誰かが部屋に入ってくる。アイアンイーターと…大統領補佐官じゃねぇか。
「是非その奇跡の塩で共和国民の食生活の改善に努めていただきたいものです」

そっからの流れは痛快だったぜ、大臣の唖然とした顔が忘れられないね。
「ご存知ありませんでしたか?ああ、会議中は眠っていらっしゃいましたか」
心を入れ替えるとまではいかないだろうが、これで大臣も暫くはおとなしいだろう。

Are101109004113a.jpg
よおコーネリア、グンバから聞いたぜ。あいつお前に会いに来てたんだろ?
「うん…なんだかもじもじしてて、変な感じだったけど、結局、ありがとう、だって」
補佐官が責任者になってる制度の話もそん時にしたのか、やっと納得がいったよ。
「私、お礼されるようなこと、何もしてないのにね…」
お前の行動が、意識を変えるキッカケになったって事だろ?…お互いにな。

少しずつ…少しずつバストゥークは未来に向かって動いている…。
そろそろ…全ての決着が付く時が近いのかもしれないな…。

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。