ヴァナ・ディールの詩

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あの日の約束

バストゥーク大工房2階には、防衛のため、砲台が備え付けられている。
北側砲台はバストゥーク港へと近づく艦船ににらみを効かせ、
南側砲台はバストゥーク鉱山区の鉱石通りを射程に収め内乱に備える。

使う事はまずない様だが…一応誰かが砲室には詰めてなきゃいけないらしいな。

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「遅かっ…何だ違うのか。気を悪くしないでくれよ。今、人を待っているんだ」
おっと、それはすまない。だったらおれは退散…
「約束どおり来たぞ」
する前に別の男が現れた。が、オレがいるため話ができない様だ。んじゃこれで…
「あなた…ヴィルゼフィラン…?ヴィルゼフィランじゃない?」
少し慌てた様子のアヤメ…千客万来だ。どうやら今現れた男と知り合いの様だった。

へぇ、ノーグで一緒に修行した仲なのか…ってオレ全然関係ねぇよな?そろそろ帰…
「そうだ、ねぇあなた。ちょっと北砲室まで付き合ってくれないかしら?」
結局男は去り、なぜかオレはアヤメに連れられて南砲室を後にした…。

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「実は…大臣から、あなたあてに依頼があります」
大臣ってあのイヤミなおっさんか。あんまり気乗りしねぇんだけど…。

大臣を脅迫している奴を倒し、さらに内通者も突き止める…か。
まずは脅迫者と接触するため、パルブロ鉱山から文書を持ち帰らなければならない。
別に大臣が脅迫されてもオレは痛くも痒くもないが…アヤメの頼みなら仕方ない。

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こいつか…これを天晶堂のカゲトラに持って行けば脅迫者と接触できるそうだ。

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「確かに、文書は受け取った。奴のいる場所へ案内し…」
何だ?気配に振り向くと、階段を走り降りる男が…ヴィルゼフィラン!?
「…ちょうど、さっき客が入っていった場所に奴がいるはずだ」
あいつが客だと?最初から不審な点が多かったが…あんたも何か隠してるのか?
「何も知らんよ。気になるなら、自分の眼で確かめてみな」

オレが着いた時、既に脅迫者(と思われる)はヴィルゼフィランに倒されていた。
「大工房で会ったな…お前が内通者だったのか?」
…お前こそ内通の露見を恐れ、事前に共犯者を始末したってトコじゃないのか?
「…俺は、大臣から直々に命を受けて動いているのだ。内通者であるわけがない」
何か話がおかしい…これはいったい?
「やれやれ、あんたも大変だな。よりにもよって、こんなやつと組まされるとは」
カゲトラ…やはり何か知ってるんだろう?そろそろ教えてくれてもいいんじゃないか?

…同じ依頼を二人に出していたとはね。オレ達は大臣に踊らされたって事か。
ヴィルゼフィランが去った後、オレはアヤメに報告し、一緒に大臣の所へ向かった。

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「大臣…ありもしない褒美を餌に冒険者をこき使うとは、あまりにも横暴です」
アヤメが問い詰めるが大臣はトボける。こいつは本当に…糞だな。
「ワシはそんな噂もある程度の話しをしたまで。奴が勝手に勘違いしただけだ」

証拠がないため、手詰まりになったオレ達を救ったのは…ヴィルゼフィランだった。
彼が内通者を捕らえたおかげで、今後は多少この糞大臣も動き辛くなるだろう。
「約束は守ったぞ」
ナジにアヤメ宛の伝言を残し、彼はこの国を去ったそうだ。
どんな約束かは知らないが、アヤメは満足そうだった。旧知の仲っていいもんだな…。

「あの日の約束…覚えていて…くれたんだ…」

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