ヴァナ・ディールの詩

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本当の笑顔

ただ逃げるのとは違う、戦うために、俺は逃げ続けた。
そして…どのくらいの時間が経ったろう。ゲームは…終了した。

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全員がサンドリアに集合していた。健闘を称えあう。
しかし…俺にはひとつ気になる事があった。

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「負けたら強制労働?クリーブさんがそんな事するわけないじゃないですか!」
まぁこの雰囲気でそれはないとは思ったが…そういう噂を聞いたもんでな。
「企画の成功を妬んで、どっかのアホが流した噂なんじゃねぇの?」

Lov110307001200a.jpg
「ああ、その噂なら私が流したんです」
なんだと…!意味が分からなかった。運営側の奴等すら知らなかった事なのか。
「冷やかしでの参加は遠慮して頂きたかったのでね…貴方も本気になれたでしょう?」

確かに、参加を決めてからこの瞬間まで、今までに無いほど充実していた。
もう…酒に溺れる事はない。明日からも俺は冒険者として生きていくだろう。
参加者の中にも、この企画のために冒険者になった者。
逆に、現役の冒険者ながら、モンスターとの戦いに疲れ、参加した者もいた。
それぞれに悩みがあったのかもしれない、しかし、今は全員に笑顔がある。

「私が望むのは…参加者、そして、映像を見た全ての方に、明日への活力を与える事」
ああ…優勝しなきゃ1ギルにもならない…が、金には代えられない物を俺ももらったよ。

「そうすれば、ヴァナ・ディールはきっとより良い世界になると…信じています」
色眼鏡の奥で、その瞳は、微笑んでいるように…見えた。

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