ヴァナ・ディールの詩

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間違いと過ち

「間違いからは何かを学び、過ちからは反省せよ」
当たり前の事だと思うかい?でも、できてる奴は少ない気がするぜ。

常に自分がそう心がけていなければ、こんな言葉は言えないだろうな。

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ある日、ホルトト遺跡内部を探索中だったオレは、ボロボロの紙の束を見つけた。
辛うじて読み取れる文字は…魔法学校?耳の院に持って行ってみるか。

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「これは!盗まれていたテストの答案です!ありがとうございます」
回答後のテストが盗まれたのか?なら採点してみれば犯人は…オレには関係ねぇか。
「まあ、なんてボロボロな…これではなにがなんだかわかりませんわ」
見つけた時からそうだったからなぁ、先生でもやっぱり読めないか。
「…でもまぁいいでしょう。これを校長先生のところへ持っていってくれませんか」

校長は院内ではなく、石の区の自宅にいるそうだ。
石の区に自宅があるって…博士って事じゃねぇか。校長も兼任してるんだな…。

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「何か用か…?今、白い兎を追いかけて、深い穴の底へ落ちていくところだったのに…」
博士っての変人ばっかりかよ…不思議の国はおいといて、こいつを見てくれないか。
「ほほう、これは魔法学校の答案ではないか。なぬなぬ、黒魔法のテストだと?」
かくかくしかじかでこんなにボロボロなんだけど、校長なら…って先生が。
「ワシにかかればこんなものイッパツで解読、採点、成績表のできあがりだ」
そう言うと、コルモル博士…校長はすぐに採点を始めた、しかし、ふとその手が止まる。

「…ううむ?チョモロキョトロの答案がないぞ?」
え?そこに残ってる1枚がそいつのじゃあ…
「フエペペ先生に伝えてくれ。チョモロキョトロには再テストをしてもらうようにとな」
そりゃいいけど、じゃあその残ってる1枚は誰の…
「チョモロキョトロにはこれを渡しなさい」
そう言って、博士は残った1枚の答案を差し出した…そういう事か。
これが誰の答案かは分からない、でも、博士の書いた文字だけはちゃんと読めるぜ。

しかしコルモル博士…あんたも大して字上手くねぇな…。

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「答案が足りなかったですって?ちゃんと生徒の数だけありましたのに…」
そ、そう言われてもな。校長が数えてたんだから間違いないと思うぜ?
「…まぁいいでしょう。チョモロキョトロには、もう一度テストをいたしましょう」
そいつの答案が見つからないならそうするしかないよな!いやぁ~仕方ないね!

「ご存知ですか?校長先生は何度もロークラスに落第した経験がおありだそうです」
なのに今や三博士と呼ばれるまでになったのか…すげぇな。でもそれが?
「一見、いい加減かつデタラメな方ですが、思いやりはお持ちのようですわね…」
…そうだな、そして、フエペペ先生、あんたも教師に向いてると思うぜ。

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「…え? なんですか?僕がチョモロキョトロですけど…」
校長先生からだ。魔法学校を卒業するまで絶対捨てずに持ってなさい。だそうだ。

答案を受け取ったチョモロキョトロは、涙をこぼしながら何度も謝った。
二度とこいつはこんな事はしないだろう。そして、必ず強くなる。
使いっぱしりさせられたのは、未来の校長に免じて許してやる。頑張れよ!

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