ヴァナ・ディールの詩

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断ち切らん、その鎖を

「ペリィ・ヴァシャイ。ひとつ、聞きたいことがあるの。答えてほしい」
罪人の母娘…光の弓…彼女の過去は…真実はどこにあるのか。

「マウラにいるコゥ・レンバララコに会いに行くのだ」
20年前から続く、一つの物語が終わりを迎えようとしている…。

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「セミ・ラフィーナは、マウラで知る事があるだろう。できたらおまえも、彼女を追い…」
できたら、何てのはナシだぜ?行って来る。きっと…上手くいくさ。

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「ペリィ・ヴァシャイ族長に言われて来ました。あなたが私の過去について御存知だと」
セミ・ラフィーナが双子石のピアスを見せると、彼女の顔に驚きの表情が浮かぶ。
「それは…では、あなたが、天の塔に預けられた…」
セミ・ラフィーナのピアスは、罪人の娘を逃がすため、つけかえられていた。
「…私の母のピアスを使って罪人を逃すなんて、許し難い行為だわ…」
ピアスの片割れは北の地に、持ち主の生死は不明、行ってみるしかないか…。

さっさと出て行ったセミ・ラフィーナに続き、旅立とうとした時だった。
「お待ち下さい。あなたには…もう少し詳しくお話しましょう」
驚くべき真実…それが本当なら、北の地にいるのは…!?
「もしもそこで、誰かに会えたなら、私の手紙を渡してください」
分かった。必ず…渡そう。

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「やっぱり来たのね…ここで、これを見つけたわ」
セミ・ラフィーナの手には、折れた矢があった。これは?
「この様に怪しく光る矢は見た事がないわ。これは光の弓から放たれたのかもしれない」
なるほどね…とりあえず、マウラのコゥが言ってた洞窟を手分けして探してみるか。

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それらしい洞窟を見つける。随分深い様だが、中から微かに気配が…その瞬間だった!

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洞窟から飛び出して来た虎に、身構える暇もなく襲われる。くそっ…このままじゃ!
突如、どこからともなく放たれた矢が虎を貫き、一瞬の隙ができる。今だっ…!

助かった…しかしさっきの矢を撃ったのは?セミ・ラフィーナかと思ったが…。
周囲には、倒れた虎と雪原が広がるだけで、人の気配はなかった。
悪いな、お前の家とは知らなかったんだ…他の洞窟を探そう…。

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別の洞窟の前には、セミ・ラフィーナがいた。さっきの矢は…やっぱり違うみたいだな。
「こんなところに人がいるとは思えないけれど、この中から何かの気配がするような…」
虎じゃねぇだろうな…そう思った時、オレ達の足元に、洞窟内から放たれた矢が刺さる!
咄嗟に弓を構え、反撃しようとするセミ・ラフィーナ。ちょっと待て!この矢はさっきの…。

止める間もなく、洞窟内に矢は放たれた。暫しの沈黙が流れる。
「この矢、蒼穹の矢…あなたは、ペリィ・ヴァシャイ様の使い?」
人間か?オレ達はウィンダスから来た…
「私は、ウィンダスの守護戦士セミ・ラフィーナ!悪しき者でないならば姿を見せよ!」

彼女は、光の弓を浄化するため、20年間この地で暮らしていたという。
力を失った光の弓を、セミ・ラフィーナに託した彼女は、微笑んで別れを告げる。
この地で生き、そして死ぬ。それが…あんたの選んだ事なんだな?ならこれを…。
「コゥ・レンバララコさんから手紙!?ああ、なんて懐かしい名前…ありがとう」
呪われた弓に負けなかった強きミスラの瞳が、僅かに潤んでいる様に見えた…。

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「確かに光の弓。この弓に呪われし力を与えていた魔晶石も、浄化されたとのこと」
光の弓を受け取り、ようやく罪狩りのミスラを納得させる事ができたようだ。
「では、ペリィ・ヴァシャイ族長、次なる狩りのために、私はこの地を後にします」
あっさり帰ったな…母娘の罪より、それだけあの弓が危険だと判断してたってワケか。
魔晶石の力は、呪われた力。我らには許すことのできぬ、悪しきものなのだ」
族長…そうだな、オレも前にその力は少し体験した。あれも、何とかしないとな。

「あたしはあの弓の力を見た。だから、自ら目を閉じたのだ」
「あなたのことを尊敬するわ、ペリィ・ヴァシャイ。私だったら…できたかわからない」
真実を知った、今のお前ならできるさ…セミ・ラフィーナ。そしてペリィ・ヴァシャイ族長。
「何も見えぬ世界では、何も欲しくない。何も怖くはない」その通りかもしれない。
でもな、唯一欲しかったモノ…それは今あんたの元にある。忘れないでくれ…。

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