ヴァナ・ディールの詩

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誰そ彼そ

「…助けて…」
その言葉を最後に、カーバンクルとの交信は途絶えた。
略奪者の持つ魔導球に蓄えられた力…それ程までに強くなっているのか…。

また鼻の院の研究員のところで事件があったという話を聞き、オレは急行した。

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「わたしたちの前で突然倒れた冒険者から、青い光が北の方へ飛んでいったんです」
青い光…その冒険者は召喚士で、カーバンクルの力を奪われたってコトだろうか?
「ここから北…ボヤーダ樹には巨大なクリスタルがあります。もしかするとそこに…?」
今までの傾向からすると、その可能性は高いな…急ごう。

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「…助けて…」
また微かにカーバンクルの声が聞こえた。この中にいるのか…!?
「なんだ?ほう、冒険者か。おまえからも、力を感じるぞ…丁度良い…!」
黒衣のタルタル魔道士は、モンスターを召喚する。こいつが魔法人形の主か!?
「さぁ、その力もよこすのだ!」
やっと人形じゃなく、本命に辿り着いたのに、ここで負けるワケにはいかねぇ!

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とはいえ、2体のモンスターの連携に、防戦一方となる。せめて仲間がいれば…。
「やめろ! ウランマフラン!」
声と共に、増幅された気の塊がモンスターを吹き飛ばした。
「ほう…イルディゴルディ、か」
モンスターを倒したオレ達に、ウランマフランは残酷な真実を語る。
イルディゴルディは心の隙をつかれ…ヤツの人形になり、共に去っていった…。

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「なぬううう!イルディゴルディが、連れていかれた?むむう…それは人形の術だな」
すまない、止められなかった…何とか術を破る手段はないのか?
「この夢幻破りの札を持って行け。ウランマフランの術を破ることができるかもしれん」
確実に破れるとは言えない…か、もしもの時は…いや、行って来るぜ。

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「イルディゴルディさんなら、音叉を持って、テリガン岬に向かったよ」
じゃあここにも来てたんだな!?すぐに追わなくては!
「あ!そういえば、自分を探してる冒険者が来るかもって言ってたけど…」

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突風の回廊、クリスタル内部では、既に二人が召喚獣の力を手に入れた様だった。
目を覚ませ!お前は操られているだけだ!!夢幻破りの札をかざす、しかし…。
「残念だったな。そのようなものでは私の術を打ち消すことはできない…」
イルディゴルディの様子に変化はなく、ウランマフランはまたもモンスターを召喚する。

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全員の注意が戦闘へ向いている最中…彼は、その瞬間を狙っていたのだろう。
「…!?な、なぜだ!まさか、私の術が破られるはずが…!?」
いつの間にか、イルディゴルディがウランマフランから魔道球を奪い取っていた。
「皮肉だよな…おまえがこんな身体にしたおかげで、術は最初から効いてなかったのさ」

そして、魔道球を失ったウランマフランは去り、とりあえず事件は片付いた…か。
「…ウランマフラン…諦めないぞ。絶対におまえを止めてみせる…」

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「おおおおお!無事だったか!イルディゴルディ!」
かつての同窓生達が関わった一連の事件は、一旦の幕を閉じた、しかし…。
ウランマフランがやろうとしていたのは、おそらくあの天才と同種の術。
ただ、ウィンダスのためという大義ではなく、個人の…おそらく邪悪な目的のため。
「今回はその野望を食い止めることができたが、ウランマフランは諦めんだろう」

ああ、でもやっと芽吹いたウィンダスの平和を絶やさぬため…オレ達も…諦めないさ。




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