ヴァナ・ディールの詩

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ピエージェの決断

アルテドール候がダークストーカーとして行動しているのは、どうやら本当の事らしい。
信仰への、兄への、そして亡国への、それぞれの想いが、フェ・インにて交錯する…。

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「何の話だ!?俺はどこも悪くなどないぞ!」「兄上!」
ピエージュの私室を訪ねようとすると、丁度トリオンが立ち去るところだった。
「ん?君は…?ナルシェラルに言われて催促にでも来たか?」
そういうワケじゃねぇけど…ピエージュ王子の考えは聞いておきたいと思ってね。

タブナジア滅亡の理由を考えれば、アルテドール候の無念と憤りは当然の事…。
「ピエージュ様!急がなくては大聖堂の影響力を強める機会を逸することになりまぞ!」
来たのかナルシェラル…確かに無視できる事態じゃないが…急ぐ理由が違うぜ。
「…おまえの考えはわかった。私にも考えがある。兄上に兵をださせることだけはすまい」

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ナルシェラルは、自分が作戦を立てる事で、ピエージュの手柄にする方針にした様だ。
権威…か。まぁとにかく、エルディーム古墳で『タブナジアの呼び鈴』を手に入れよう。

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亡者が合図に使うという鈴を手に、フェ・インへ向かう。そこに、亡国の王がいる…。

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フェ・イン入り口には、数名の魔道士と…ピエージュ王子がいた。何故ここに!?
「…遅かったな。結局、兄上に手柄をとられる訳にはいかん…ということだ」
そうか…オレは亡者を鎮められればそれでいい。王子の決断には何も言わないさ。
「周囲に大聖堂の白魔道士を展開させ、結界により、これ以上の集結を防ぐ」

後方へ指示を出すため、王子が去った後、1人の魔道士が呟く様に語った。
「…トリオン様は強がっておられましたが、実は遠征の際、ケガをされているのです」
それでもトリオンなら、この事を知れば、自ら陣頭に立とうとするだろう…そういう事か。
「長話ついでに…ナルシェラル様の修行した修道院は、オークに破壊されたのです」
それを知ったところで、オレのやる事は変わらない。ただ…それぞれの想いは分かったよ。

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「これで、いい…すべては、終わった…」
アルテドール候、国はもうなくても、あんたの血を、魂を受け継ぐ者はいる、だから…
「見える…見えるぞ!あれこそは、失われしタブナジア!光と風の、我が…故郷よ…!!」
最後に見えた、その故郷で、安らかに…眠ってくれ。

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「ピエージュ様には失望したよ。最後まで決断なさらぬとは…」
…結果として事態は未然に防げたんだ。誰がやったかなんてどうでもいい事だろう?
「もう少し聡明な方だと思っていたのだがな。王族の方に居場所を築く苦労など…」
もう少し広い視点を持つ事ができればな…あんたの居場所は…既にあるんだぜ?


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