ヴァナ・ディールの詩

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卑しき血流れず

ソバーヌの夫、王室料理人オンデューメによると、テュロム伯爵が脅迫を受けているらしい。
その脅迫者が、ルーヴランスならば、伯爵がルーヴランスを捜している説明がつく…。

だが、脅迫者が誰であれ、その内容を明かさないというのなら…伯爵にも裏がありそうだ。
脅迫者は、連絡役にギルド桟橋のパージの船頭であるトンベリを指定したそうだが…。

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やぁ、ちょっと船頭のトンベリと話をしたいんだけど…話ってできんの?
「…あいつは滅多に口を開きませんからね…ちょっと難しいかもしれません」
獣人であるトンベリがここで雇われているのは、テュラム伯爵の発案だそうだ。
「…しかしあまりにあいつらが便利なために、私の賃金も安くされてしまいましてね…」
回りくどいな…なら金を払うから会話の仕方を教えてくれ。
「ありがとうございます。では、この黒板をさしあげましょう」
滅多に口は開かないから、筆談しろって事か…まぁ、ありがとよ。

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挨拶をしても、トンベリはちらりとこちらを見るだけで返事はない…やっぱり筆談か…。
まずは…どうすっかな テュラム伯爵を脅迫してるヤツを知ってるか?
「しら、ない」
だめか…なら テュラム伯爵ってどんなヤツなのかな?
「わる、い、ヤツ」
へぇ…じゃああんたが誰かに何か頼まれてる事ってあるかい?
「フェ・イン、王国認定ゴールド、もって、こい、ダ、ボイ、の、たき」
そこまで聞いた時、トンベリの黒板を取られてしまった。おい、まだ…。
パージが到着すると、トンベリは一切話に応じなくなった。これ以上はムリか…。

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王国認定ゴールドとは、サンドリア王家の紋章が刻印された金塊らしい。
城でもらえたら早いんだけど…そういうワケにもいかないか…。
しかし、ダークストーカーが持ってるって事は、やはり王家と繋がりがあったのかねぇ。

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指定場所と思われる滝へ到着する…と、突然現れたスライムが襲い掛かってきた!
こいつが脅迫者…なワケねぇよな。吸収される前に、内側から削り取ってやるぜ!

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「ほう…テュロム伯爵の使いにしては強いな…ん?お前あのときの冒険者か?」
オレは伯爵の使いなんかじゃねぇよ…お前が脅迫者だったのか…今度は何が目的だ?
「…まぁ、いい。せっかく王国認定ゴールドを持ってきたんだ。伯爵のネタを売ってやろう」
戦時中、アタルフォーネ盗賊団に金を積んで汚い仕事をやらせてた…なるほどね。
「だが、戦争が終わった後、客だった奴らはアタルフォーネの口を封じようとした」
その一人がテュラム伯爵…だが失敗し、おそらくアタルフォーネはまだ生きている…。
「このネタをどうするかは自由だが、奴を敵にまわす様な事はしない方が身のためだぜ」

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「…ルーヴランス様ではなかったものの、脅迫の内容までは、わからなかったのですね」
ソバーヌは複雑な表情だったが…アタルフォーネの事は言わない方がいいだろう。
「ルーヴランスの事がわかったぞ。北方より戻った騎士団の人間から話を聞くことができた」
帰宅した夫は、ルーヴランスは脅迫をする様な人物ではなさそうだ、と語った。
「その騎士が彼宛に、身辺に気をつける様手紙を書くと言ってくれた。それでよいな?」
ソバーヌは笑顔で頷く。あの脅迫者…アタルフォーネ…まだ気になる事はある。
ただ今は、この笑顔を取り戻せた事を喜ぼう、願わくば、それが失われる事のないよう…。

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