ヴァナ・ディールの詩

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新たなる朝

『獣使い』
様々な動植物の生態に通じ、己の意のままに獣を操ることを極意とする。
モンスター研究のエキスパートであり、獣使いを生業とする冒険者も存在している。

冒険者以外の者は、動植物の育成、研究。または大道芸などで生計を立てている様だ。
中でも、チョコボ厩舎の責任者は、多くが獣使いの素養を持っているらしい。

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ジュノ下層、チョコボ厩舎前。子供の件以来、傲慢だったここの主人も随分丸くなった。
チョコボを借りる際、多少軽口を交わす様にもなったが、その日はどうも様子が違った。
「エルディーム古墳の獣たちの様子がおかしいんだ。何者かにあやつられているような…」
獣人は別として、通常モンスターにそれ程の知能はない。それが徒党を組んで襲ってくる?

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獣使いに伝わる、獰猛な獣を調教するために使う笛があると聞き、上層厩舎へ。
「えっ?調教師の笛を貸して欲しいの?いいけど、一体何に使うの?」
知らないなら、あえて言う事もないだろう。適当に言葉を濁し、古墳へ向かう。

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エルディーム古墳の奥、墓荒らしにでもやられたのだろうか。壊れた棺が並んでいる。
「人は己のために、いざとなれば他の生物を犠牲にしても生き延びようとする…」
どこからともなく声が響いた。この声…フェ・インで話しかけてきた声か!?
「だが、まだ間に合う。愚かな人の行いをやめさせるために、獣たちの力を借りるのだ」
何があったかは知らないが…それが最初の言葉と矛盾してんのが分かんねぇのか!?

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「最早言葉では私の憎しみは癒されない。さぁ、お前も私のしもべとなるのだ…!」
3体の獣が現れ襲てきた。通常ではありえないその統制の執れた動きに苦戦する。
その混戦の中、オレの懐から滑り落ちた笛が、勝手に旋律を奏ではじめた…。
「フッ、懐かしい音だな…が、そんなものでは…!?お前は…!?」
あれ程激しかった獣達の攻撃が止まり、背後を振り返ると、そこには…。

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かつて、難しいと言われるオポオポの調教に成功し、注目を集めた獣使いがいた。
だが、クリスタル戦争の最中、多くの獣達の命は失われ、その獣使いも姿を消した。
歳月をかけ、少しづつ戦争の傷は癒えた世界でも、彼の心は傷ついたままだったのだろう。
だが…彼と心を通じ合わせた獣が望んだのは、復讐などではなかった。
再び出会った魂は、もう二度と引き離される事はない。
このヴァナ・ディールの地を、二人だけで旅を続ける事だろう…永遠に。

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