ヴァナ・ディールの詩

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戦慄き

『海神楼』
ジュノ下層競売所左隣にある宿屋。豪華な内装とサービスに定評がある高級旅館。
…とは表向きの姿で、奥には資格のある者しか入ることの出来ない天晶堂本拠地がある。

知らずに泊まって騒動に巻き込まれたり…すんのは冒険者くらいだろうな、きっと。

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「北方調査隊の事を聞きたいだと?当時参加した人間は、皆もうこの世にはおらんが…」
だからあんたのトコに来たのさ、あれはバストゥークの発案だったらしいじゃねぇか?
「そこまで調査しておるのか…ならば…うむ…そろそろ断罪の時が来たのかもしれん」
シドは、調査隊について語った。30年前に魔晶石?あの魔晶石なのか?
「あの石は『タブナジアの魔石』と呼ばれる石の破片だという話だ。今手元にあればな…」
またタブナジア…プリッシュやウルミアなら何か知っているだろうか?…ジュノに戻ろう。

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「魔晶石、か。タブナジアには門外不出の危険な石が…と聞いた事だけはある」
天昌堂にはプリッシュはおらず、アルドとウルミアが話をしていた。
「20年前の大戦時、獣人に持ち去られ、罪狩りのミスラがそれを探していたとか…」
ウルミアが何か尋ねかけた時、アルドの部下が、慌てた様子で飛び込んで来た。
「ボス、大変です!あの嬢ちゃん、医者のところに担ぎ込まれたようですぜ!」
「何だって!?」「プリッシュ!」
上層の女神聖堂で、誰かに襲われたらしい。無事なんだろうな!?

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「命に別状はないと思われますが…ひどく苦しまれていて…どういう状態なのか…」
病室に寝かされたプリッシュは、、苦しみながらうわ言を繰り返している。
「アミュレットがない!彼女がいつも身につけているアミュレットはどうしたのです!?」
叫ぶ様にウルミアが訪ねた時、見覚えのある男が部屋に入って来た。
「そのようなものは、最初からなかったでござるが?」
お前は…確か東方から来たとかいう…「彼が昏倒したお嬢さんを運んで来て下さったのです」
「そうだわ!あなたの持っているアミュレットを貸して下さい!プリッシュを助けるために!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「一応、今は落ち着いて眠りについていますが今度は目覚める気配が一向にありません…」
アミュレットを持たせると、プリッシュは穏やかな寝息をたてはじめた。これは一体…。
「プリッシュは小さい頃、事故で大きな怪我を負ったそうです。それ以来…」
肌身離さずアミュレットを身につけていなければいけない?そりゃあどういうこった?

「そんな事より、あれはジュノが追っている少年が持っていたというのは本当でござるか!?」
オレが持ってたのはそうだけど、プリッシュのはミルドリオン枢機卿が…こんがらがってきた。
「そういえば、先日凍傷を手当てした兵士から、あの少年が見つかったと…」
ボスディン氷河にある遺跡『ソ・ジヤ』?なるほど…北方調査隊とも繋がってきたな…。
「早速向かわねばならぬでござる!」「あ、お待ちを…」

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「ソ・ジヤへ行きたいですって?ほとんどの塔は開放されていますから、どうぞご自由に」
モンブロー医師によると、ソ・ジヤは天晶堂が管理しているとの話だった。
「ただ…中央塔の深部だけは、我々もまだ調査中の場所です。簡単に通すわけには…」
…オレももう新米じゃないんだぜ?前置きはいい、どうすれば通してもらえるか教えてくれ。
「いいでしょう、では取引です。最近、近東で流行ってる宝石がありましてね。なんでも…」
その宝石がソ・ジヤで手に入る、か…中央塔の前に、他の塔へ行く必要がありそうだな。

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