ヴァナ・ディールの詩

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スカリーX

『罪狩りのミスラ』
ミスラ族の掟に反したミスラを狩るために、ミスラ本国から派遣されるミスラ。
ミスラ本国の意志を負の意味で執行する存在であり、併せてその未開さ・野蛮さも象徴する。
基本的に同族同士のトラブルの調査、解決(極刑等)を行う組織であるようだが、
ミスラ本国の主観的視点において、問題となる事を調査、解決する組織でもあるらしい。

組織…そう、罪狩りは一人じゃない。タブナジアに現れたのは、前と違うヤツみたいだが…。

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「プリッシュは療養中だから会わせてあげられないんだ。ごめんよ」
元気に帰って来たヤツを部屋に閉じ込めて療養中だと…あんたも長老と同じ考えなのか?
「俺の立場じゃ長老を悪く言う事はできないよ…それに、プリッシュには話してないけど…」
罪狩りが現れた!?罪狩りのミスラがプリッシュに何の用だ…気になるな、調べてみるか。

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「そんな恐ろしい事聞かないでおくれよ。余計な事言うと罪狩りのミスラに食べられちまうよ」
罪狩りはプリッシュの部屋を調べた後、あんたと話をしたんだろ?それを知りたいんだ。
「ああ…食べるといえば、この時期は、タブナジア羊レバーがおいしいよねぇ…」
レバー?タブナジアの羊は内臓も食えるのか…いやそんな話じゃなくて、罪狩りの事を…。
「タブナジア羊レバーを食べさせてもらいたいもんだねぇ…」

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手強いおばちゃんから話を聞くために、ルフェーゼ野の羊を狩って担いで帰る事にする。
「1頭の羊から取れるレバーはほんの少しで…少しといえば、思い出すねぇ」
彼女は、プリッシュが大聖堂で暮らすようになったキッカケを、少し語ってくれた。
「…その話を罪狩りのミスラにしてやったら、大聖堂へ行ってみるって言ってたよ」
プリッシュの部屋に、大聖堂のどこかのカギがあったらしい。大聖堂…水道の奥か。

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フォミュナ水道、道中のカギは簡素なモノで、シーフの技術があれば進むのに支障はない。
逆に言えば、プリッシュの部屋にあったカギってのは、もっと重要な場所の…って事になる。

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「この箱…カラッポだ。この大きさは…大剣?戻ってオデイアさんに話を聞くしかないかな…」
重々しい雰囲気の扉の向こうで、女の声がした。気配は一人…カギは、開いている…!
「ん?キミはタブナジアの人…じゃなさそうだね。冒険者かい?」
ミスラが驚いた様子もなく訪ねてくる。余裕なのか、それとも…まぁいい、あんた罪狩りだろ?
「そうさ、ボクは罪狩りのミスラ。使命を果たすためならば、他者に牙むく事を許された者」
罪狩りの使命とやらはハッキリしないが、彼女は、ここには何もない、と軽い口調で言う。

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「という事でオデイアさん。大聖堂に安置されていた、大剣の事を教えてくれない?」
地下壕に戻った罪狩りは、真直ぐおば…オデイアのところへ向った。
「タブナジア大聖堂に安置されていた剣という話なら『聖剣』の事でしょうかねぇ」
龍王ランペールが使っていた剣だと聞き、驚き、興奮する罪狩り。
「すごいな!その話もっと聞きたいんだけど、詳しい人はいる?」
興奮する罪狩りをよそに、オレの思考は別のところにあった。聖剣…それはサンドリアの…。

「戦争の前に、サンドリアへ帰られましたが、もともと聖剣の話をしてくれたのは…」
オデイアの口から出た名は、オレの知る、しかし、既に死んだ男の名だった。
「…わかった。サンドリア大聖堂だね、ありがとう」
口調と同じく、軽やかな身のこなしで、罪狩りは走り去る。ヤツの目的は聖剣だったのか?
聖剣…か。ジュノとの国交が回復した今、侯国再興を掲げたあいつは、どうしているだろう…。

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