ヴァナ・ディールの詩

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失われた料理

食ってのは生活の基本だよな。
味気ない保存食ばかりの冒険生活が続いた後、
街のメシ屋で食う暖かい食事…こたえられない美味さだぜ。

さて、先日サンドリアの一家庭の食卓を賑やかにしてきたが、今回はタブナジアの食、だ。

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「…たしかに、私は以前、タブナジアとサンドリアをつなぐ、商人をやっておりましたが…?」
どうやらサンドリアの老婆が覚えていた商人は、長老に間違いないようだった。
「たかが商人が長老などとお思いでしょうか?私は自らが長老などと思ったことは一度も…」
やらざるをえなかった…ジュノを疑う事なく受け入れてしまったのも心労のせいか…。
「余計な話をしてしまいました…そうそう、もしタブナジアの料理に興味がおありなら…」
取り繕うように話題を変える。あわよくばプリッシュに会えるかと思ったが…今はダメそうだ。

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「長老の紹介で?そりゃあちょうどいいところに来てくれたね」
彼女は、この町の食糧事情を少しでも良くしようと、タブナジア料理を研究しているそうだ。
「タブナジア料理に関する文献でもあればいいんだけど、どこかに残ってないもんかねぇ」

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戦時中、料理書を持って逃げ出したヤツなんていねぇだろうから、地下壕は望み薄だ。
しかし、文献、と言われて思いついたのは、フォミュナ水道の奥の部屋、ここなら…!

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「料理書かい?ありがとう!これでまた新しい料理を子供達に作ってあげることができるよ」
ジュノの援助があるとはいえ、まだまだタブナジアの食糧事情は厳しいだろう。
しかし、彼女の様に、子供達のため、食に対して真剣に考える主婦がいる。
「お母さん!今日の晩御飯は何?」「今日はねぇ、この本に載ってるこれにしてみようか」
母娘の会話は、地下壕の雰囲気をも明るくするかのように、弾んでいた…。

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