ヴァナ・ディールの詩

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空に浮かぶ岩塊

『モブリン』
一般に定住をしないゴブリンに対し、モブリンは地下都市で生活を送っている。
そこから出ることはほとんどないが、一部のモブリンは行商等の理由で、旅に出る事もある。

見た目じゃゴブリンと区別はつかないんだけど…、まぁきっと似たようなモンなんだろう。

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「今、リヴェーヌ岬が大変な事になってるのは知ってるね?」
ああ、と言っても、オレは大変な事になる前のリヴェーヌ岬を知らねぇけどな。それが?
「実はゴブリンの旅人が、あそこの調査をしてて、地図が完成しそうだ…って話があるのさ」
ゴブリンが?そうか…作成者はともかく、地図があれば随分便利だろうな。
「でね、もし危険な目にあってたりしたら大変だから、迎えに行ってやってくれないかな?」

Are111030185458a.jpg
リヴェーヌ岩塊群にゴブリンは珍しい、すぐに見つけるコトができた…が、何かおかしい。
3体のゴブリンは、話を聞こうともせず、いきなり襲い掛かってきた!

Are111030183917a.jpg
「なんだって?変なゴブリンに襲われた…?じゃあ、あの子は?」
不安げな表情を見せた彼女は、その場に現れたゴブリンの姿に、すぐ笑顔を取り戻した。
「あやつら、あん場所、知らるてくないヨ。あん秘密、独りじめなしていヨ」
地図を作られてしまうと人間が余計にやってくる、それをあのゴブリン達は嫌ったのか…。

「あんた、大丈夫なのかい?ゴブリンの仲間から責められたりとか…」
またも顔を曇らせる彼女に、ゴブ…いや、モブリンは優しく笑った…ように見えた。
「旅、つらかなヨ。でん、楽しかなヨ。アタィ、いぱい話すヨ。モォブリン、旅、好きなるんヨ」
完成した地図を残し、モブリンは旅立つ。その後姿は、どこか誇らしげだった。
種族が違っても、言葉が通じなくても、分かり合える事はある…モブリン、良い旅を…な。

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