ヴァナ・ディールの詩

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猛き者たちよ

「ヴァナ・ディールよ!我が一族よ!聞け、そして集え!今こそ契約の時!」
バハムートの咆哮に応じるかのように、いくつもの咆哮が響き、巨大な影が空を覆った。
「おお、これは!?」「あんなにたくさんの真龍が!?」

空高く舞うは、真龍の王と、その眷属達…テンゼンは、臆する事なく一歩を踏み出す。

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帝龍の飛泉の奥から、全てを吹き飛ばすような、凄まじい咆哮が響き渡った。
「きゃあぁっ!?」「ヴァナ・ディールの危機を前に、嘲笑せんとは何事でござるか!?」
今のはバハムートの…ウルミア!テンゼン!無事なのかっ!?

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座り込むウルミアと空を見上げるテンゼン、視線の先には、バハムート…だけじゃない!?
「人間など、蔑むほどの価値もない!応龍よ、軽く撫でてやれ!」
真龍の一体が地上へと降りてくる、その際の衝撃だけで、身体が吹き飛びそうだ。
だが、降りてきたのは応龍と呼ばれた一体だけ。なるほど、蔑む価値もない…か。

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テンゼンの鳳凰丸が、巨大な牙を受け止めた隙に、爪を掻い潜り、短剣を突き立てる。
それを繰り返し、確実にダメージを与えていた…が、突然応龍が翼を広げ、舞い上がった。
「応龍め、業を煮やしたか…しかしこれはまずいでござるな」
空中からの攻撃に、なす術もなく吹き飛ばされたオレの懐から、石が転がり落ちた。
あの時の、彼女の言葉が頭をよぎる…オレは、その石を頭上の応龍へ投げつけた…!

瞬間…光と共に石は霧散し、そこには、翼をたたんだ応龍の姿があった。
「一体何が…いや、今こそ好機でござる!」
テンゼンが、地上に降りた応龍の頭上を越えんばかりに跳躍し、鳳凰丸を振り下ろした…!

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「フェニックス、猛々しい担い手を見つけたな。応龍を退けるとは、なかなかやる」
テンゼンと鳳凰丸を介し、バハムートとフェニックス、霊獣同士の対話が行われる。
「彼の子は、我と『世界の終わりに来る者』が生まれ落ちた時、履行される契約を交わした」
それは、人間にとって、絶望的な契約。立ち尽くすテンゼン、言葉を失うウルミア…。
「さぁ、我が眷属よ!集えし同胞達よ!今こそ、契約の履行の時!」
何処かへ飛び去る真龍を、人間達は、ただ見送る事しかできなかった…。



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