ヴァナ・ディールの詩

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『礼拝堂』
タブナジア大聖堂の地下礼拝堂。フォミュナ水道の真上に位置している。
フォミュナ水道同様に、枢機卿ミルドリオンの手により封印が施された地である。

奥へ進むための扉には、厳重な閂が二重にかけられていた。
片方の鍵穴には、オレが手に入れたカギと同じ、海獅子の紋章が、しかしもう一つは…。

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お、テンゼン。いつの間に装備変えたんだ?なかなかイケてるじゃねぇか。
「…我輩はこっちでござる」「…私が開錠状態を保持している間に、早く入って下さい」
もう一つの鍵を持っているという侍に助けられ、オレ達は奥へと進む。
「では、まだ用があるのでこの辺で」閉まりかけた扉の向こうで、侍は軽く手をあげた。
「中の国にも、誇り高き武士の血は流れているのでござるな…感慨深いでござる」
前から思ってたが、東の国じゃあ皆テンゼンみたいな喋り方なのでござろうか…?

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「開かねぇなぁ」「ダメでござる、開かんでござる」
この先は宝物庫らしいが…そこに何の用があるんだ?
「決まってるだろ、そこに男神プロマシアがいるんだ」
当然の事のようにプリッシュは言う。なら厳重な封印がされてるんじゃ…。
「ああっ、そうだった!戦争の時、俺が鍵をかけたんだっけ!」
そのカギは、地下集会場の何処かにしまったそうだ。ちゃんと覚えとけよ…。

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手分けしてカギを探す。棚や引き出しを確認していくと…あった!
しかし、カギ探しで注意が散漫になっていたのか、突如出現したゴーストに襲われる。
この礼拝堂はお化け屋敷かよ!最後は男神の亡霊が出てくるんじゃねぇだろうな!?

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「倉庫のような場所でござるな。こんな場所に、本当に男神プロマシアが…?」
宝物庫の奥には、確かに男神プロマシアがいた…いや、あった。
「これがそうさ」「そうさ…と言われても、これは石像ではござらんか!」
そうだ…禍々しい雰囲気を醸し出してはいるが、これは石像、邪悪な神そのものじゃない。
なのに…妙な胸騒ぎがする。それにこの像、どこか別の場所で見たコトがあるような…。

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「像の胸んとこに光る石っころがはまってんだろ?あそこにこうすると…」
プリッシュは像に手をかざす。同時に、オレの目の前が霞み…何かが…流れ込んでくる…。
サンドリア…ソ・ジヤ…そしてロ・メーヴ…そうだ…神々の間…あそこにも像があった…!
オレの思考はそこで途切れた…どうやらプリッシュと共に、意識を失っていたらしい。
「大丈夫でござるか?二人とも倒れてしまうとは…驚いたでござるよ」
不安げな表情のテンゼン、プリッシュは…!?大丈夫のようだ…が。

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「あの忌むべき像に触れるなんて!ミルドリオン様が仰っていた事を忘れたの!?」
ウルミアが、美しい顔を怒りに歪めている。その後ろには、鎮痛な表情のジャスティニアス。
「でも、男神プロマシアの意志ってのが分かれば、何が起きてるか分かると思ってさ…」
さっき見えたのが、プロマシアの意志なのだろうか?復活と死、相反する意志…。
「…プリッシュ、お前は、男神の像と共鳴したのか?」「…う…しちゃった…」
ウルミアは、怒り、恐怖、不安、全てが入り混じった表情で友人を見つめていた。
「帰りましょう、皆さん。ここは…空気が悪いわ」「ウルミア…」
地下壕への帰路、ウルミアとプリッシュが目を合わせる事はなかった…。

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