ヴァナ・ディールの詩

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帰路を踏みしめ

『ルーヴランス』
元サンドリア騎士団所属、現冒険者のエルヴァーン青年。
その正体は、30年前の北方調査隊メンバー、フランマージュ・M・ミスタルの孫である。
現在は、重要な任務と、独自の目的を持って行動しているようだが…。

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「あの飛空艇はまだ実験段階なのに…」「シドさんも無茶をさせるよな…」
プリッシュ達を探すため訪れた、バストゥークの飛空旅行社で、興味深い会話が聞こえた。
「…っあ!い、いらっしゃいませ、こちらは入国受付なので、ご搭乗でしたら…」
飛空艇について尋ねると、あからさまに話しを逸らせようとする。少し質問を変えるか…。
そういえば、エルヴァーンの少女と、変な格好の侍の一行をさっき見かけたんだが?
「え!?そ、その人達ももちろんジュノからの飛空艇で来られたんですよ!ハハハ…」
どうやら、プリッシュ達はバストゥークに来ている…なら、行きそうな場所はひとつだな。

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「ルーヴランス君、我が『シド号』の飛行はどうだったかね?」
大工房には、プリッシュ達が集まっていた、あの飛空艇は、シドが極秘に開発したという。
そして、ルーヴランスは、自分の目的の他に、シドから魔晶石の調査以来も受けていた。
「実は、最初に北の地で発見されたのは魔晶石ではなく、箱状の遺物だったらしいのだ」
それは現在、タブナジア礼拝堂の聖遺物室に安置されているという。もしかして…?
「しかし、私が調査に向かった時には、既にそれは持ち去られていました…」
やはり…あの時の箱がそうだとすると、持ち去ったのは…ナグモラーダか!?
「あなた方は、北方の遺跡で、ナグモラーダと会うのでしたね…私も行きましょう」
オレ達はそれぞれの目的を胸に、北の地、ソ・ジヤへ向かう…!

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「ナグモラーダの姿がありませんね…」「おそらく先に奥へ向かったのでござろう」
テンゼンの愛刀、鳳凰丸が、クリスタルの波動を感じ取る。先へ…進もう。

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「なんだぁこの扉?全然開かないぞ」「プリッシュ、あまりむやみに触っては…」「危ない!」

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扉には罠が仕掛けられていた。番人であろう、巨大なゴーレムがオレ達に襲い掛かる。
ゴーレムを倒し、奥へと進む、そこには、巨大なクリスタルと、ナグモラーダの姿があった…。

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「この箱の前で洗礼を受ける、か。本来の役目からは程遠いが、意味深い使い方だ」
ナグモラーダは、一抱えもありそうな箱を、右手だけで軽々と持っている。いや…。
箱は、手の上で…浮んでいた「お前…その箱が本当は何なのか知ってやがんのか!?」
プリッシュの問いに、ナグモラーダは、当然のように、知っている、と答える。
「この箱も、お前が身につけているアミュレットも、もともとはジラートの物なのだ…!」

ナグモラーダが語る、ジラートとクリューの歴史。アミュレットの秘密…そして。
「…私はお前が何者か思い出す事ができたのだ、裏切り者セルテウスよ!」
ナグモラーダの視線の先には、謎の少年がいた。黒装束の戦闘員が彼を取り囲む。
「やめろ!てめぇら!」いきなりプリッシュが黒装束の一人に飛び掛った。
さらに、テンゼンの刀が閃き、ルーヴランスの大剣が唸る。
「ナグモラーダ殿、彼とはまず話をするべきでござろう!?」

「答えがないから身体に聞いているのだ…この箱『暁の瞳』でな!」
ナグモラーダが掲げた箱から光が放たれ、少年の周囲が結晶化する。これは…魔晶石!?
「これでも答えぬつもりか?虚ろが魔晶石となり、お前を内から貫くぞ!」
その時、この場には不釣合いな、穏やかな唄が聞こえた。この旋律は…石の記憶?
「…!まさか、お前は私の問いに答えているのか?私が『心の言葉』を失っているから…」
同時に、少年の周囲から発生した黒い霧…虚ろが全てを包み、オレの意識は…闇に溶けた。

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