ヴァナ・ディールの詩

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運の良い男

ギデアスに進入したオレ達は、そこで妙な男と出会った。
心強い…かどうかは分からないが、彼ともその後仲間として行動する様になる。

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赤魔道士が集団戦闘で求められる役割とは、敵への弱体、味方の強化等だろう。
しかし彼は、魔道士であるにも拘らず、常に前に出ての近接戦闘を好む。
防御装備に身を固め、さらに魔法で強化されたその防御力は圧巻だ。
ただ…攻撃力は低く、敵に狙われないため高い防御力もあまり役に立っていない。
だがそれでも彼はそのスタイルを崩さない。
「自分は運が良い。シーフと組めばこの防御力が役に立つ。さあ!存分にだまし討ちを!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ミッションとはいえ、ヤグードには関係ないらしく、見つかると容赦なく襲ってくる。
慎重に進んでいると、奥から戦っている様な音が聞こえてきた。

数体のヤグードに一人の剣士が襲われている!
「助けようよっ!」
その言葉と同時に猫が飛び出していた、オレも続く。が…何か妙だ。
それに気付いたのは戦闘に参加してからだった。
オレ達が一体づつ敵を引き受けたとはいえ、剣士はまだ何体かのヤグードを相手している。
一見して危機的状況だが、普通あれだけ攻撃を受けたら、立っていられないんじゃないか?
よく見ると、敵の攻撃を受ける度、彼の身体から魔法の障壁の様な物が発生していた。
プロテス?いやもっと高度な防御魔法…鎧を着ているが、彼は魔道士か!?

程なくヤグードを片付けると、彼の方から声をかけてきた。
「いやあ助かりました。他の冒険者の方が通りがかってくれるとは、運が良かった」
助けなんて必要なかったかもしれないけどね、何であんな事になってたんだ?

聞けば彼の目的もオレ達と同じだった。
しかし奥にいるモンスターに一人では勝てなかったため、撤退してきたそうだ。
「ちょっと休憩のハズだったんですが、つい疲れてウトウトと…気付いたらああなってまして」
そりゃ大変だったな。ただ…自業自得って言うんじゃないのか?
「だめだよー気おつけなきゃ、奥にまた行くならわたし達と一緒にいこ?」
「おおそれは心強い!ぜひお願いします!」
何故か話がまとまっている、まぁいい、行くか・・・。

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『バルガの舞台』
ギデアスの最奥にあるここが目的地か
「一度戦った経験から言うと、どうやら弱体魔法の効果は高い様です」
彼の話では、敵は2体。ドラゴンと、アーリマンと呼ばれる目玉の様な魔族だ。
なんでそんなのがここにいるのか・・・その調査もミッションのうちか。

作戦は、スリプルでドラゴンを無力化し、一気に目玉を叩く!
OKそれで行こう、3人ならきっと勝てるさ!

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なるほど、魔族を見るのは初めてだが、どっちも強そうだな・・。
「この距離なら奴らに感知されず、こちらの魔法だけは届くはず…行きます!」
スリプルと同時にオレ達は目玉に向かって走る!戦闘開始だ!

どうやらドラゴンはぐっすりお休みの様だ。目玉だけなら大した事はないな。
そう思い始めた頃・・・
「あああああなんじゃこりゃあああああ」
何時の間に!?何で彼がドラゴンの近くにいるんだ?だがまだ起きたワケじゃなさそうd
「わわわわあぶにゃいよ!」
慌てたのか二人はドラゴンと戦闘を開始した!当然起きる…よな?
くそっ!瀕死の目玉を片付け、態勢を立て直す暇もなくドラゴンに仕掛ける!

目玉の話では使い魔程度らしいが…強い!前方を二人に任せ、背後に回る。
死角から不意打ちを決めるが、まだ倒れない。逆に後ろ脚から反撃がくる始末だ!
突然ドラゴンが振り返った。何だ?思う暇もなく衝撃波が襲って来る!しまった!
ダメージを喰らったとはいえまだ体力に余裕はあったハズだが、
なぜか身体の動きが鈍い…やられる!?
「大丈夫!任せて下さい!!」
そう言った彼の身体が光に包まれた。あれは…魔力の奔流?
あと一撃で倒れそうだったオレの身体が、傷が付く間も無い程連続の回復魔法で癒される。
しかもそれだけじゃない、回復の合間を縫って、精霊魔法すら詠唱していた。
強力な魔法を何発も叩き込まれたドラゴン、ようやく大地にその巨体が倒れた。

「最後凄かったね!カッコ良かった~!」
「いやあ慌てちゃって途中すっかり魔法使うの忘れてましたよはっはっは」
忘れるなよ!オレが倒れるトコだったじゃねぇか!まぁ運が良かった・・・のか?

その後、再会を約束し、一旦オレ達は別れた。変な奴らだったが楽しい旅だったぜ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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最近はあまり鎧は着てないみたいだが、前に出るクセは治って…治すつもりが無い様だ。

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男二人でリゾートへ…空しいな、船でミスラを口説いときゃ良かったぜ。

彼は一人で行動している事が多いが、たまには二人、もしくは数人で冒険する事もある。
時代に全く求められていないスタイルでどこまでやっていけるか楽しみだな。応援してるぜ!



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