ヴァナ・ディールの詩

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船上の出会い

釣りは良いねぇ~、人間の生み出した文化の極みだよ。
…とまでは思わないが、たまにはのんびり釣り糸を垂れるのも悪くないぜ。
そこで新たな仲間との出会いがあるかもしれない。

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奴はエルヴァーンの赤魔道士、人に頼るのが好きじゃないらしく、大抵一人で行動している。
ただこっちから呼べばすぐに助太刀に来てくれる。なかなかのナイスガイだ。
しかし本業は赤魔道士ではないのかもしれない・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

天気は曇り…絶好の釣り日和とはいかなかったが、機船の甲板に出る。
数人の釣り人が既に釣り糸を垂らしていた。船釣りは初めてだが、早速やるか!

しかし、思った以上に船上での釣りは難しかった。
乗っているだけの時は気にならなかった船の揺れ、波の高さ、魚の動き。
ロクに釣り上げられないまま、用意したエビダンゴを全部食われちまった、くそっ。

「よかったら使ってくれ、作りすぎて余ってるんだ」
見ると、横で釣りをしていたエルヴァーンが、エサを何ダースか差し出している。
おっと声に出ちまってたか、エサをもらえるならそりゃありがたいけど…。
個人的な考えだが、厚意に金銭を返すのは無粋だろう、しかしただってのは気がひける。
来る途中手に入れたダルメルの皮が鞄に入っていたので、それを何枚か代金代わりに渡す。
これで貸し借りなしだな!そう言うと、彼は苦笑いしながら皮を鞄にしまった。

再び釣りを始めたが、やはりエサを食われる。何故だ!
「さっきから見てたけど、君の腕じゃまだネビムナイトは厳しいかもね」
失礼な!と思ったが、話をしながらも彼は淡々と釣り上げている。何かコツがあるのか?
聞くと、彼は自分の頭を指差した。帽子?
どこにでもある、旅人がかぶってる様な地味な帽子にしか見えないが、特別な効果でも?
「気分だよ!釣り人っぽく見えるだろ?釣りには気分が大事なんだ!」
そんなバカな!…いやでもホントに釣れるなら…ウィンダスに帽子屋があったっけな。

アドバイスを受け、多少は釣れる様になってきた頃、甲板に誰かの叫び声が響いた。
「か、海賊だー!皆船倉へ隠れろー!」
いつの間にか後方から船が近づいて来ていた。明らかにこの船より速い!
慌てて竿をしまった時には、もう横に海賊船が並んでいた。
海賊船上の魔道士が何か呪文を唱える、と、こちらの甲板にモンスターが召喚された!
Are100219232905a.jpg
あの数はどうしようもない、甲板のドアを開け、船倉への甲板を降りようとする。
「ちょっと待ってくれ!」
何だよ?早く隠れないとやられちまうぜ!
「骨の一体が首に下げてた護符を見たか?あれはたぶん・・・」
どうやらマウラで行方不明になっている船乗りが、珍しい護符を見に付けていたらしい。
海賊にやられたって事か?取り返してやりたいが…あそこに突っ込むのは無謀だぜ!
「しかしっ・・・!」
躊躇する彼を引きずる様にして船倉へ行く。悔しいが今のオレ達じゃ無理だ…。

どのくらい時間がたったのか、静かになったな…甲板へ出てみるか。
海賊の姿は跡形もなかった。全員避難していたため、ケガ人もいなかった様だ。
何を奪うワケでもないとは・・・一体あいつ等の目的は何なんだ?

セルビナへ到着し、まだ釣りを続けるという彼と別れ、バストゥークへの途に着いた。
護符はいずれ必ず取り返そう。そして…彼とはまた出会う気がする。
今度は釣り師ではなく、冒険者として。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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その後、相変わらず釣りをしている事も多いが、彼とは時々一緒に冒険をする様になった。
オレはほぼあきらめちまったけど、太公望の竿手に入れたら貸してくれよな!

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