ヴァナ・ディールの詩

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夢追い旅

『Swirling Vortex』
ヴァナ・ディールのとある場所に存在する奇妙な渦。
意を決して中に飛び込めば、彼の地へ転送されるという噂があるが…。

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「アタルフォーネ盗賊団がどうとかいっておった娘さんなら、もう町を出て行ったぞい」
サンクティアは、セルビナを訪れていた。しかし、盗賊団の名前を出しすぎだな…。
「ルーヴランスと同じく、盗賊団をどうこうした賞金稼ぎを捜しているとかで訪ねて来たがの」
ルーヴランスが賞金稼ぎを探してたってのは気になるが、今はサンクティアの方が優先だ。

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セルビナの東、バルクルム砂丘の海岸にある洞窟内部には、青黒い靄が立ち込めている。
町長の話では、ここには誰も近づかないようにと、ジュノからお達しがあったそうだ。
行方不明者を出すよりはマシだが、理由を説明しなきゃ勝手に来るヤツがいるだろうに…。
サンクティアはここへ来ただろう。無事ならば…ルフェーゼ野へ辿り着いているハズだ。

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「あれは『虚ろなる闇』アルクポ!モーグリがいなかったらお陀仏だったのでアルクポ!」
転送先の洞窟出口で、聞き覚えのある声が聞こえた。あれは、ノーグにいたモーグリか?
「一緒に帰るクポアル。きっとお父さんもお母さんも、心配してるのでアルクポ」
モーグリは、家へ帰ろうとサンクティアを説得していたが、彼女は首を横に振った。
「私は決心したのよ。賞金稼ぎになって、貧乏で臆病でとろい私は、生まれ変わるのよ」
決意は立派だけど、ラバオにいる父親やゾリポってガルカの事は考えてるのかい?

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「あなたは…?」「あっ!ノーグに来てた冒険者の人でアルクポ!」
うちには冒険者を雇う金などないはず、という彼女に、ゾリポに雇われた経緯を説明する。
「そう、ゾリポのおじちゃんが…でもごめんなさい。やっぱりまだ帰るわけにはいかないの」
何の根拠もなく「大丈夫だから!」と繰り返す彼女に、オレとモーグリは顔を見合わせた。
「仕方ないアルクポ。モグがついて行くから、依頼人には無事だって伝えて欲しいアルクポ」
オレ達が話している間に、彼女は既に走り出していた。やれやれ、無茶はすんなよ…。

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「やはり、あの2人の賞金稼ぎの話をしたのが間違いじゃったか…」
報告を受けて、依頼人のゾリポは顔を曇らせた。
タブナジア出身の『黄金のたてがみ』とバストゥーク出身の『銀刀のイズメニオス』
アタルフォーネ盗賊団の首領を捕まえた際、イズメニオスは死んだという。となれば。
「サンクティアは黄金のたてがみに弟子入りでもして報奨金を稼ごうと考えたのでは…」
親の借金を返そうってのは殊勝な考えだが…いきなり賞金稼ぎになろうってのは…なぁ?
「父親にはワシから伝えよう。悪いが、もう少し彼女の様子をみていてやってくれんか?」
父親よりも父親らしい頼みだな…仕方ない、もう少しだけ放蕩娘のお守りをしてやるか。

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