ヴァナ・ディールの詩

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決別の前~テンゼン

『光の箱』
タブナジアに伝わる神器。元は、古代人によって作られたクリスタル機関の一種。
虚ろなる闇にクリスタルの光を照射する兵器である。古代人はこれを『暁の瞳』と呼んでいた。

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「シド号は思ったよりも重傷でな、クリスタル機関に大ダメージを受けてしまっているのだ…」
シドの表情は冴えない。そろそろ修理は終わるかと思って来てみれば…厄介な話だな。
「…古代の民が、クリスタルの力をどのように昇華させていたのか、それさえ分かれば…」
飛空艇の基本設計をしたシドにとっても、クリスタル機関だけは謎だらけのようだった。
「おい、シドのおっちゃん!ジャボスの友達、モブリン達はだいぶ回復してきたぜ!」

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「そっちの準備はどうだ!?プリッシュ号は完成したか!?」「いや、それがだな…」
プリッシュは、ジュノからの使者が来ているハズだと言うが、シドは知らないと言う。
「ミルドリオン様が、あの箱をチェブキー兄妹に届けさせると仰っていましたが、まさか…」
ウルミアの表情が曇る。あいつら全然反省してねぇな。しかし何であの兄妹に持たせた…。
「あの子達は、その後タブナジアに戻ると言っていたので、もう届いているものだと…」
シド、あの箱があれば、クリスタル機関を直せるんだろ?オレが行こう。
「うむ。ワシのシド号のために、頼んだぞ!」「いや俺のプリッシュ号の…」
まぁ…とにかく行って来るぜ。

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ミザレオ海岸の西方。リヴェーヌ岬に程近い場所に、小さな、寂れた小屋があった。
プリッシュによると、チェブキー兄妹は、昔この辺りに住んでいたという事だ。
小屋を調べると、壁の一部だけ、妙に新しい。最近張り替えた様な跡がある。これは…?

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「ドロボー!」「ドロドロボー!」「それはおいら達が預かった大事な箱だぞ~!」
隠れていたのか、チェブキー兄妹が現れた。大事な預かり物なら返さないとダメだろ?
「かっえっせっ!かっえっせっ!」…うぜぇ…話が通じねぇなら、やっちまうか?
そう考えていた時、聞き覚えのある声がした。
「その箱は、我らが目的のために必要不可欠な物。どうかお渡し願いたい」

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「シド殿の助けになればと思い、ジュノでクリスタル機関について調べていたのでござるが…」
テンゼンはその折に、チェブキー兄妹が奇妙な箱を持っていたと聞き、追って来たという。
「おトノサマが~」「そういうのでござるなら~」「しょうがないのでござるのでござ~る」
急に素直になったチェブキー兄妹は、テンゼンに光の箱を手渡した。
釈然としないモノがあるが…まぁいい、テンゼンが届けてくれるなら今度は安心だろう。
「覚えていろでござるよ~」「忘れるなでござるよ~」「あっかんべろべろべ~」
…構ってられるか!次は、ルーヴランスと、罪狩りを迎えに行かなくては…。

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