ヴァナ・ディールの詩

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武士道とは

祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ。

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「行くのか…プリッシュ、ウルミア」「ああ!ちょっとアル・タユまで行って来るぜ!」
地下壕の人々に別れを告げ、飛空艇船団の護衛の下、シド号は出港する。

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出港後、暫くは穏やかな空の旅が続く。真龍は、ジュノ飛空艇団が抑えているのだろう。
やがて、雲海の狭間から、さながら天と海を繋ぐ柱の様に、立ち昇る紅い光が見えた。
その時だった。味方であるハズの飛空艇から突然の砲撃。直後、身体が浮遊感に包まれた。

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転送された先は、別の飛空艇の甲板だった。護衛船団のどれかなのだろうか。
「我輩は、永らく待っておった。そなたが、ここまであれに近づくのを」
状況を完全に把握する暇もなく、オレの目の前に転移して来たのは、テンゼンだった。
「還りなん、いざ!第5の母なるクリスタルへ!」
東方の侍は、一瞬で間合いを詰め、裂帛の気合と共に刀を抜き放った。
「我が応報丸の抜き打ちを避けるとは、流石でござるな…しかし、次は外さぬ!」
咄嗟に後方へ避けたオレに対して、テンゼンは、愛刀をゆっくりと八双に構え直した。

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テンゼンの真意を計れぬまま、彼が繰り出す斬撃を避け、受け流し、絶え続ける。
しかし、防戦一方では限界があった。このままだとどちらかが…死ぬ事になる。そう思った時。
「戦いは止めろ!!!今のおっちゃんが考えてること、俺にもわかってんだ!!!」
横付けされたシド号の甲板から、プリッシュが宙を飛び、オレ達の間に降り立った。
「…されど、プリッシュ殿も知っていたのでござろう!だからこそ…!」「そうさ!でもな!!」
プリッシュがオレの目を見る。その瞳に、表情に、そしてその心に、一切のウソはなかった。
「俺は皆を死なすためにここまで来たんじゃねぇ!一緒に生きて帰るために来たんだ!!!」
プリッシュの言葉に呼応する様に、真紅の柱は輝きを増し、全てを紅く…飲み込んでいった。

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