ヴァナ・ディールの詩

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男の仕事?

バストゥーク鉱山区。ツェールン鉱山と隣接し、競売所もあるここは、労働者、冒険者共に人通りの多い場所だ。
初めて田舎からこの国へ来た時は、ガルカの労働者に道を尋ねても無視されたっけな。

「あらあんた、久しぶりじゃないか」

声を掛けられて振り向くと、そこには見知った顔がある。
やあタミさんじゃないか。旦那は元気かい?

このおばさんとはある事をきっかけに親しくなったんだ・・・

道を尋ねたいだけなのにこの国のガルカは冷たいな、そんなにヒュームが嫌いか!それともオレが田舎者だからってバカにされてるのか?
お、今度はあの人に聞いてみるか。ねえ、ちょっと道を聞きたいんだけど。

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「何だいあんた、あたしゃ忙しいんだよ」
オレはこの国に来たばかりなんだけど、道を・・。
「ああ新米冒険者かい!なら丁度いい、仕事をあげるよ。忙しいあたしの代わりにやっとくれ」
え?いや、あの・・・。

よく分からないウチに、ツェールン鉱山で働く彼女の旦那にメモを届ける事になった。教えられたとおり西に歩くとすぐに着いたのはいいが…街中で迷っていたオレに鉱山の中が分かるハズもない。

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お姉さん、ゼルマンって人を知らないか?
「ゼルマンさん?私は監査官だけど、労働者全員の名前を覚えてるワケじゃないのよ。ごめんなさい」
そうか…ところでこの後お茶でも
「あぁん?」
仕事の邪魔をしてすいませんでした失礼します。

Are100603163614a.jpg
なぁ、人を探してるんだけど
「ゼルマンはオレだが、あんたは?」
やっと見つけた!メモを渡して帰ろうとすると、旦那からも頼み事をされた。何なんだいったい、冒険者ってこういうものなのか?

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教えられた『コウモリのねぐら』という宿屋に着く(また迷ったが)

ゼルマンの名前でいつもの、で分かるって言われたんだけど
「ああこちらですね、120ギルになります」
金もオレが払うのかよ!なけなしの冒険資金が・・。

これがオレの初仕事だった。タミさんからの報酬は新米冒険者にはとても役立ったよ。
その縁で、会えば挨拶を交わす様になり、良くも悪くもお喋り好きな彼女のおかげか、バストゥークなら他の場所でもオレの名前が知られていて、仕事がしやすかった事もある。
本当に国を支えているのは、大統領でも冒険者でもなく、こういう人達なんだろう。

「何ボーっとしてんだい?」
ああごめん、ちょっと考え事をね
「そうかい、ところで旦那の帰りが妙に遅いんだけどね、あんた見てきて…

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お、お使いはもう勘弁してくれ。そ、そういえば大工房に呼ばれてたんだった!
「あ、ちょっと待ちなよ!」
またなタミさん。話は今度ゆっくり聞くよ!そんじゃな!  

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